第1回ISVセミナーを開催します!

 第1回ISV協会セミナーでは、長崎市・田上富久市長が提唱し、平成25年度から長崎市に設置されている「長崎市景観専門監」を事例として、「ISVによる改革効果:職員にやりがいのある仕事を!」をテーマに活動報告とディスカッションを行います。長崎市景観専門監は、景観・デザインをテーマとして、(1)職員の人材育成と(2)市が行う全ての公共事業の監修をミッションとしたポストです。

 ISVは、景観や都市デザインに限らず環境、コミュニティ・デザイン、地域プロモーション、文化政策、福祉等、人口減少時代、地域間競争時代において各自治体が進める重点政策に応用可能な新しい仕組みです。これからの時代における自治体運営の仕組みについて関心のある方の参加をお待ちしております。

【日時】2月10日(金) 19:30-21:00

【会場】東京都文京区本郷7-3-1 東京大学工学部1号館1階14号講義室

(東大前駅徒歩10分、根津駅徒歩15分、本郷三丁目駅徒歩15分)

【費用】無料

【プログラム】

 1.趣旨説明:ISV とは何か?(山本慎一郎)

 2.事例報告:長崎市景観専門監の仕組みと成果(高尾忠志)

        :公共空間整備の体制と職能(尾﨑信)

 3.フロアディスカッション:

     「ISV による改革効果:自治体職員にやりがいのある仕事を!」

      パネリスト:高尾・尾﨑 モデレータ:山本

【スピーカー】

■高尾忠志【長崎市景観専門監、九州大学准教授】

地域計画家。博士(工学)。技術士(建設部門)。専門は地域計画、景観、土木デザイン。九州大学持続可能な社会のための決断科学センター准教授、長崎市景観専門監、日南市中心市街地活性化事業チーフディレクター、由布市総合まちづくりアドバイザー等を務める。

2002年東京大学大学院修了後、(株)アトリエ74建築都市計画研究所、九州大学景観研究室を経て2014年より現職。市民・事業者・行政・専門家の協働による「西鉄柳川駅周辺整備」で都市景観大賞景観まちづくり活動・教育部門大賞、グッドデザイン賞等を受賞。地域住民による景観計画・景観協定の策定と運用を支援した「由布院・湯の坪街道潤いのある町並みの再生」で土木学会デザイン賞奨励賞受賞。

■尾崎信【東京大学助教】

博士(工学)。(株)アトリエ74建築都市計画研究所を経て、2009年より東京大学社会基盤学専攻助教(景観研究室)。

■山本慎一郎【明日香村政策監(非常勤)】

国土交通省から民間に転じ、2013年に一般社団法人RCF復興支援チーム(現RCF)に参画。2015年4月から、政府の地方創生人材支援制度(日本版シティマネージャー制度)により、奈良県明日香村政策監(非常勤)として週2日勤務。富山県氷見市政策アドバイザー、茨城大学社会連携センター顧問兼務。

【主催】「インハウス・スーパーバイザー協会」(https://www.facebook.com/inhouse.supervisor/)

【問い合わせ】takaotadashi@icloud.com(高尾) / 080-3545-2461(山本)


【ISV】インハウス・スーパーバイザー協会

【ISV:インハウス・スーパーバイザー協会】 まちづくりの現場では、地方自治体内(インハウス)に専門家を監修者(スーパーバイザー)として迎え、縦割りを超えて総合的かつ戦略的に施策を推進する取組みが増えています。 本協会は、これら「インハウス・スーパーバイザー」を実践するメンバーで構成され、その実践や研究の成果を発信し、インハウス・スーパーバイザーの普及と定着を目指しています。

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