国が「3年間かけて街並みを刷新」する事業創設

高尾です。観光立国に向けて、地方で三年かけて歴史的建造物改修や公共空間の景観整備を行う景観まちづくり刷新モデル地区の事業に関する情報が公開されました。

この事業では、第一に「三年で街並みを刷新する」ためのスピード感が必要となります。そのためには、事業の具体的な内容について高いクオリティで、迅速に意思決定する体制が必要です。

そして、第二に、複数の事業・取り組みが統合して「トータルデザインされたまちづくり」となるために、官民の境界を超えた連携と縦割り行政を超えた横断的な体制が必要となります。

こうした【スピード感】と【統合的トータリティ】が求められるまちづくり事業にこそ、実践的な専門家を行政のインハウスにおいて事業ディレクションさせる「 ISV:インハウススーパーバイザー制度」が効果的です。

関係自治体の皆様には、ぜひ事業を推進する人(体制)も含めてプロジェクト立案していただくと良いと思います。

なお、下記のリンク先で、高尾が行ってきている長崎市景観専門監および日南市中心市街地活性化事業チーフディレクターの紹介をしています。ぜひ参考にしていただけましたら。

【ISV】インハウス・スーパーバイザー協会

【ISV:インハウス・スーパーバイザー協会】 まちづくりの現場では、地方自治体内(インハウス)に専門家を監修者(スーパーバイザー)として迎え、縦割りを超えて総合的かつ戦略的に施策を推進する取組みが増えています。 本協会は、これら「インハウス・スーパーバイザー」を実践するメンバーで構成され、その実践や研究の成果を発信し、インハウス・スーパーバイザーの普及と定着を目指しています。

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